Suwa no Umi Art Festival
2026.9.26 Sat. -
10.25 Sun.
長野県岡谷市
湖に浮かんでいた「弁天島」。
弁財天が祀られていたその場所は、いまはもうない。
けれどこのまちには、
見えない糸が、いまも張りめぐられている。
かつて世界を動かした、岡谷シルク。
その糸を紡ぎ、まちを支えた無数の手が、この地にあった。
弁財天が芸能と技芸の象徴であるように、
糸とともに手を動かし、ものづくりをしてきた人びともまた、
その精神を受け継ぐ存在だったのかもしれない。
岡谷にはいまも、
ものづくりの精神と、日々の営みに宿る創造性が息づいている。
細部を見つめ、技を重ね、かたちを創り出すその精神には、
弁天のまなざしにも似た創造性が、いまも確かに流れている。
この土地の歴史と、いまを生きる私たちの感性と想像力を、アートで結びなおす。
かつてあった「弁天島」の記憶は、まちの未来を紡ぐための〝見えない糸〟となり、
まちに散らばる点と点、時間と時間、人と人のあいだに、
新たな縁を結びはじめる。
時代が移り変わっても、
その精神は、いまもこのまちに生き続ける。
これは、このまちの可能性を、
誰より自分たちが一番信じるための、祭りのかたちである。
新たな関係性を紡ぎ、未来を拓く。
諏訪ノ湖芸術祭は、諏訪湖周辺の自然・歴史・文化・産業と、アーティストや専門家の創造性を結びつけ、新たな価値や体験を市民とともに創出する芸術祭です。
岡谷にかつて存在した「弁天島」の記憶を手がかりに、この土地に息づく物語や魅力を現代アートの視点で見つめ直し、人と人、人とまち、文化と産業をつなぐ創造の場を育みます。
また、岡谷市を起点として、将来的には諏訪湖を囲む市町村へと展開し、それぞれの風土や文化を活かした文化回廊の形成を目指します。
第一弾のプログラムをご紹介します。
開催期間とエリアを拡大し、今後もコンテンツを追加予定です。
市民によるインスタレーション作品展
日時:2026年9月26日(土)〜10月25日(日)
午前10時から午後5時(原則、週末のみ開場)
会場:カネイチビル(岡谷市中央町3丁目1-30)
空間の中で手を動かしていると、見えない設計図がでてきます。ものづくりは、おかやの土や空気から、からだに息づいています。古びた建物の空間と、変わってゆくおかや。生き物は次への変身をまつあいだ、「さなぎ」になります。「さなぎ」に見立てた中央通りとカネイチビルの中ではものづくりがおこっています。次のおかやの、みえないかたちが、見えて来るかもしれません。
造形作品展示
日時:2026年9月26日(土)〜10月25日(日)
午前10時〜午後5時(各店舗営業時間内)
会場:童画館通商店街14店舗(岡谷市中央町1丁目)
美術館に行かなくても、日々の生活の私たちの足元に、「芸術」は転がっています。毎日の商い、ふとしたことから生まれる「遊び心」。そんな「トマソン」を切り取ってみます。すると、童画館通り商店街が美術館になってしまうかもしれません。
市民参加型インスタレーション
日時:2026年9月26日(土)午後3時から5時、9月27日(日)午前9時から12時
会場:童画館通り / 歩行者天国(岡谷市中央町1丁目)
童画館通商店街に突如出現する、謎の3台のパッカー車(ごみ収集車)。3台のパッカー車に市民が働きかけることで、現代社会における環境とゴミ問題について問いかける参加型・インスタレーション作品。
法要 / 絵解き
日時:2026年9月26日(土) 午前10時から
会場:照光寺 光明閣2階(長野県岡谷市本町2丁目6-43)
参加費:1,000円(特製お守りカード付き)
仏画師・宥明師が5年の歳月をかけて描き上げた、新作「千手観音」。仏としての魂がその絵に宿る、一生に一度の瞬間に立ち会ってみませんか。法要後は宥明師自身による絵解きで、仏画に込めた思いを語ります。
展示
日時:2026年9月27日(日)〜10月4日(日)
午前10時~午後4時
会場:照光寺 光明閣3F(長野県岡谷市本町2丁目6-43)
観覧料:500円(法要参加者はお守りカード提示で無料)
開眼を終えたばかりの新作「千手観音」と、これまで未公開だった宥明師の仏画、およびコンセプチュアルアートを光明閣3Fにて展示。5年の歳月をかけて仏画に込めた仕事を、間近でご覧いただけます。
体験型アートワークショップ
日時:2026年10月12日(月) 10時30分〜14時
※10時15分受付開始
会場:fab スペース hana_re(長野県岡谷市山下町2-1-32)
参加費:3,000円
あゆみ食堂さんのランチ:1,700円
※ランチはお一人1つオーダーをお願いいたします
アートを通して、自然と生きる。循環をまとう。
諏訪を拠点に活躍する コンセプチュアルアーティスト宮坂 了作さんによる「◯◯で◯◯を描く」シリーズの制作思想を基に、 “自然 × 食 × 循環”をテーマとした体験型アートワークショップを実施。野菜を通して、五感(見る・触れる・嗅ぐ・味わう・聴く)を体感し、自然と循環の関係性を多角的に探求。アートを通して思考をストレッチし、視野を広げ、創造性を育み、日々の暮らしの中に新たな気づきが生まれるきっかけを創出。ワークショップでは、お子さまから大人まで、と幅広い世代のご参加をお待ちしております!
作品展示
日時:展示① 2026年10月13日(火)〜10月18日(日)
10時〜16時 ※火・水休み
展示② 2026年10月19日(月)〜10月25日(日)
会場:展示① COFFEE10(長野県岡谷市本町2-5-7-1)
展示② 岡谷駅横 跨線橋(岡谷駅となり 階段上自由通路)
長野県岡谷市本町1丁目1
ワークショップの参加者が描いた作品「〇〇で〇〇を描く」を2会場で展示。
「これは何の野菜で描かれているのか」「野菜本来の味わい」「野菜の食感」など観察してみてください。
展示① COFFEE10:ぜひカフェでゆっくり過ごしながら、ご覧ください。
展示② 岡谷駅横 跨線橋:自由通路の窓に展示予定。
マルシェ / ライブ / ワークショップ
日時:2026年10月24日(土) 10時〜16時
会場:岡谷駅横 跨線橋(岡谷駅となり 階段上自由通路)
長野県岡谷市本町1丁目1
クラフト、飲食、WSなど 24ブースの出店に加え、特設ステージにて音楽ライブも‼
見下ろせば線路、見渡せば岡谷。みんなの通路が、この日だけの特設ステージ!最高の景色と一緒に楽しもう‼
会期前プログラム
日時:9月中旬から高校生の階段アート登場!
会場:岡谷駅横 跨線橋の階段(岡谷駅となり 階段上自由通路の階段)
長野県岡谷市本町1丁目1
階段アートを描いてくれた高校生たちと階段にアートを貼り付け作業を行います。
本企画は一般の方は見学のみです。
会期前ワークショップ
日時:2026年9月21日(祝月) 11時〜12時
会場:岡谷駅横 跨線橋(岡谷駅となり 階段上自由通路)
長野県岡谷市本町1丁目1
定員:限定25名(申し込み不要)
60cm✕80cm透明シートに絵の具で好きな図形を描こう!描いた図形にnuno*ito asobiが手足を描きこんでイキモノに仕上げます。筆で図形が描ければ赤ちゃんでも参加可能。自分が描いた図形が、どんなイキモノに変化していくかな??
「BEN-TEN|諏訪ノ湖芸術祭2026」は、市民・企業・団体・行政の支えによって育まれる地域文化プロジェクトです。
本芸術祭の趣旨にご賛同いただける皆さまからのご支援を募集しています。
ご協賛金は、芸術祭の企画・運営および市民参加プログラムの実施に活用させていただきます。